研 究

相澤 絵美
王子ホールディングス
イノベーション推進本部CNF創造センター
2008年入社
生命理工学研究科・生体システム専攻

現在の仕事

セルロースナノファイバー(CNF)の研究開発に携わっています。CNFは、紙の原料となるパルプ繊維を非常に細かく解きほぐして得られる幅3-4nmの繊維であり、軽くて強く、熱に安定な素材として様々な用途への応用が期待されています。
私が担当しているのはCNFの用途開発です。CNFを組み込むことでさらに性能がUPするような製品分野を探索し、最適化するため日々研究を進めています。

キャリアパス

2008年4月〜 米子工場
配属前工場研修
2008年7月〜 研究開発本部 製紙技術研究所
配属前研修
2009年6月〜 研究開発本部 基盤技術研究所
ディスプレイ用光学部材の開発
2013年4月〜 休職(産休・育休)
2014年4月〜 イノベーション推進本部
ディベロップメントセンター
燃料電池用部材の開発
2015年10月〜 イノベーション推進本部
紙パルプ革新センター
セルロースナノファイバーの用途開発
2016年7月〜 休職(産休・育休)
2017年4月〜 イノベーション推進本部 CNF創造センター
セルロースナノファイバーの用途開発

入社の動機

趣味で絵を描くのが好きで、水彩画などで紙質によって絵の具の吸い込みや発色が異なるのが面白いなと思っていたのがきっかけで、紙の会社を選びました。実際入社してみて、これまでの担当業務ではあまり紙そのものとは関わっていなくて、紙のその先で何が出来るかを探究しています。

仕事のやりがい

研究開発業務の基本は、予測を立て実験し結果と比較検証し、製品として世に出て行くことへ繋げることです。考えた通りになった時もにんまりですが、予測から外れたときも、そこから新しい発見が得られる面白さがあります。
入社後、私が最初に担当した業務は光学用途の透明フィルムの開発でした。光学透明フィルムはスマホやタッチパネルなどに使用されるフィルムです。大学の専攻はタンパク質の機能解析だったので、担当業務と大学の専攻が異なることに最初は不安がありましたが、実際に手を動かしはじめてみると、予測を立て、結果を検証するという基本の流れは一緒なのだなと実感するにいたりました。

今後の目標・挑戦したいこと

仕事と育児の両立で日々挑戦の毎日です。どうしても時間的な制約はあるので、いかにパフォーマンスをあげるかをいつも考えています。最近では業務改革により部署全体で規定の時間内に業務を完了する意識が高まっているので、時間当たりのパフォーマンス向上はどの社員にも求められることなのだと、背中を押される気持ちです。

育児休職を経験して

研究部門は子育て中の先輩が多く、育休復帰後の自分のキャリアイメージを具体的に抱くことができ、不安も少なかったです。
また、育休から復帰の1年目はどうしても子供が体調を崩しやすく急なお休みを頂くこともあり、周囲の方に多大なるサポートをして頂きました。
育児と仕事の工夫ですが、両立といえば料理の作り置きかな!と最初は週末にせっせと作り置きをしていたのですが、作り置きメニューは子供があまり食べず、色々と試した末に、出来るだけ手早く作れる料理を毎食作るというスタイルに落ち着きました。それぞれの事情に合った落しどころがあるのだなと思いながら試行錯誤の日々です。

オフの過ごし方

休みの日は平日にやりきれなかった家事をまとめてやります。掃除や大物の洗濯、もろもろの行事の準備をして子供のリクエストに応えてどこかに出かけて…と休日もスケジュールはぎゅうぎゅうです。その分とても充実しています。

就活生へのメッセージ

就職活動はやることも考えることも多く、大変かと思います。けれど後になって振り返ってみれば、自分の可能性を突き詰めるいい機会でもあったように感じています。学生であった頃の時間より、社会人として働く時間の方が長くなります。どうか、ずっとわくわく興味を持って働ける場を得られるよう、就活をがんばって下さい。