研 究

鎌田 瑞翔
王子ホールディングス
バイオリソース開発センター
2016年入社
先進理工学研究科 生命医科学専攻

現在の仕事

溶解パルプの研究、開発に携わっています。溶解パルプは、化学繊維、フィルム、セロハン、その他様々なセルロース誘導体の原料として広く利用されている化学物質です。素材として幅広い分野に応用されているため、ひとえに溶解パルプといっても、製品ごとに求められる品質が異なります。私は米子工場内の研究拠点で、ラボ試験、実機試作を行いながら、様々な用途展開を目指した溶解パルプの研究開発に取り組んでいます。

キャリアパス

2016年4月〜 東雲研究所 バイオリソース開発センター
溶解パルプの研究開発
2017年4月〜 ウッドリファイナリー研究室(米子)
バイオリソース開発センター
溶解パルプの研究開発

入社の動機

幅広い分野に取り組んでいる点が魅力的でした。王子グループは、長年の製紙技術で培ったノウハウや、国内最大級の豊富な木質資源を持っており、それらを活かして新しい領域へ積極的に取り組んでいます。自分のアイデアひとつで新しいものを生み出せる研究開発に非常に興味を持ち、入社を決意しました。

仕事のやりがい

自分のアイデアや仮説が、製品に結びついたときは非常にやりがいを感じます。これはメーカーで働く研究者でしたら、誰もが思うことではないでしょうか。ただ、私が入社してから最も記憶に残ったことは、チームで新しいテーマを探索し、事業性評価を行ったことです。イノベーション推進本部では、研究者としての合理的な考え方や発想力だけでなく、市場調査や、コストメリットの概算など、マーケティングの能力も要求されることがあります。私は大学時代、遺伝子解析や作用機序解析といった、基礎研究にひたすら打ち込んでいたため、マーケティング関連の業務は、会社に入って初めて取り組む内容でした。なぜやるのか?どのくらい利益がでるのか?どこまでやるのか?といったことを真剣に考えることは、難しい反面、とても刺激的でした。自分にない新しい視点、考え方を学ぶことができたという点で、成長を実感し、強く印象に残っています。

今後の目標・挑戦したいこと

直近の目標は、現在取り組んでいる新規用途向け溶解パルプの商用生産・販売を成功させることです。また、王子グループの持つバイオマス資源の秘められた可能性はまだまだあると考えているので、将来的には革新的な木質資源利用の研究、開発に携わり、収益に繋げたいと考えています。

就活生へのメッセージ

就職活動中は大変である反面、多くの人と関わることができる貴重な機会です。視野を広く持ち、いろいろな業界を見て頂きたいです。業界ごとに仕事内容やワークライフバランスは大きく異なると思うので、自分が何を大切にしたいかをしっかりと考え、自分らしく働ける会社を目指して欲しいです。そして就活が終わった暁には、残りの学生生活を存分に楽しみましょう!

オフの過ごし方

家にいることがあまり好きではないので外へ出かけることが多いです。休日は車を使って大阪や広島などに観光に行くこともあります。また、近くには空港があり、1時間ほどで東京に行くことができるため、友人と都心で遊ぶことも多いです。